あさひ整体院　猫背の原因とアドバイス

猫背

主な原因

猫背は背骨の自然なＳ字カーブが強くなり、頭が肩より前に出てしまっている状態です。

背骨は重い頭を支え骨盤に上体を乗せています。側面から見ると背骨は、なだらかなS字カーブになっています。7個の首の骨（頸椎）が前弯、12個の胸の骨（胸椎）が後弯、5個の腰の骨（腰椎）が前弯という自然なS字カーブによって前後に重力の負担を逃がすことで、無理なく直立姿勢で立つことができるのです。

【背骨・模型】　頭や首が前に出て背中が丸くなった猫背の状態。

猫背は、背骨の変形と思われがちですが、ほとんどの場合、普段の背中を丸める姿勢が習慣となって定着してしまったものです。頭の重さは体重の約10％で体重50�sの方は約5Kg、ちょうど11ポンドのボウリングのボールに相当します。この重い頭が前に出てしまうと背骨だけでは支えきれなくなり、首や背中、肩の筋肉で頭を支えるようになります。その結果、筋肉が収縮して硬くなってしまいます。そして、背中が曲がったままの姿勢を長時間続けていると、筋肉もクセになってしまうのです。この悪い姿勢が、筋肉を引っ張ったり収縮させたりして、背骨をゆがませてしまうのです。体がゆがむと血流が悪くなり、肩こり、頭痛、腰痛、手足のシビレ、体のだるさ等、様々な不調を引き起こします。

【猫背の原因となる悪い姿勢】

・パソコンやケータイ等で、長時間同じ姿勢を続けている

・脚をよく組む

・横座りやペタン座り等、正座を崩した姿勢が多い

・あぐらでいることが多い

・体育座りのように膝をかかえる姿勢が多い

・腕組みや頬杖をすることが多い

・高枕等、頭を起こすような姿勢で寝ている

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