あさひ整体院開業ストーリー

【あさひ整体院開業ストーリー】　　あさひ整体院の夢（マンガ）もどうぞ。

あさひ整体院　院長の佐藤　実です。

あなたは、カイロプラクティックというとどんなイメージをお持ちでしょうか。
カイロプラクティックを何も知らない頃の私のイメージは、「暗い雑居ビルの一室で体育会系の怖そうな先生が出てきて、何でこんなになるまで来なかったんだと、いきなり背骨をボキッとされ、痛いことをされる所」で、できれば行きたくないと思っていました。でも、それは私の思い違いで、そんなことは全くありません。明るく快適な空間で、先生も優しく心身ともに癒され楽になれる所です。できればまた行きたいと思える、通っていることを自慢できる素晴らしい所です。

さて、現在の私はカイロプラクティックの施術で人間の体を相手にする、どちらかというと「ローテク」で「アナログ人間」です。あなたは、信じられないかもしれませんが、実は、２０代〜３０代の頃は、コンピュータという機械を相手にする「ハイテク」で「ディジタル人間」でした。その頃の私は、将来、カイロプラクティックの仕事をするとは夢にも想っていませんでした。何しろ、カイロといえば、温める懐炉しか知らない位でしたから・・・

エンジニアとして毎日遅くまで残業し、休日出勤や徹夜も当たり前という環境で、やりがいを持って働いていました。納期までにプロジェクトがまとまらなかったり、トラブルの原因が解らず徹夜でフォローしたことも何度もあります。大変な仕事でしたが、システムが完成し、ユーザーの方から「今までより仕事が楽になった」と笑顔で応えて頂いた時の感激は忘れられません。そんな私が何故、「ディジタル」から「アナログ」という時代の流れに逆行するようなことになってしまったのでしょう。人生どこに落とし穴があるのか分かりませんね。これは冗談です。落とし穴というより人生の転機だったのでしょう。

私は東京で１８年間、コンピュータ・エンジニアとして働いていました。
仕事柄、一日中座りっぱなしで、パソコンに向かって細かい字を見てシステムを考えていると、目が疲れ神経も遣い、ストレスや疲労もたまってきて気持ち悪くなるほど肩こりがひどく、頭痛にも悩まされていました。この肩こりが楽になりたくて、よく整体に通っていました。施術を受けると楽になり、また仕事をして一カ月もすると、また肩こりに悩まされ施術を受けるという繰り返しでした。

もっと楽になりたいと思い、健康や体に関する本を読んでいると、この仕事に興味が湧いてきて、さらに調べていると、アメリカのカイロプラクティック大学を出てＤＣの資格を取り、最新の理論・技術を体得して、東京でカイロプラクティック専門学院を開いている大川先生の存在を知ったのです。先生に会ってお話しを伺い、カイロプラクティックの素晴らしさ、可能性に共感しました。その後会社を辞め、専門学院に通い大川先生から直接指導を受け東京で修行を積んだ後、２００４年に高崎で開業しました。

院名は、優しい、希望の光のイメージで、いつも朝日が射し込む明るい整体院にしたいという願いを込めて「あさひ整体院」にしました。「あさひ」を漢字ではなく、ひらがなにしたのは、お客様によりソフトな優しさを伝えたかったからです。
以前の私と同じように、今も「肩こりや頭痛などの体の不調で悩んでいる多くの方に楽になってほしい」「高崎や群馬の方に、もっと姿勢も良くなってほしい」という夢を実現すべく、今も専門書を読み、専門家向けセミナーに出席して、理論や技術の向上に努めています。それを反映して現在の施術スタイルは専門学院で習得したものをベースに、自分の経験から良いものを取り入れアレンジしたものになっています。

今では「ああ楽になった」というお客様の笑顔が、私にとっての「あさひ」であり、「喜び」です。
ああそうでした。「ディジタル」から「アナログ」に、相手が「機械」から「人間」に変わっても、変わらないものがありました。それは「楽になった」というお客様の笑顔を見たいという私の「心」です。
アプローチの仕方が変わっただけで、私の「本質」は何も変わっていなかったのです。
私にとって、若い頃のエンジニアも素晴らしい仕事でしたが、カイロプラクティックもまた素晴らしい仕事です。
カイロプラクティックに定年はありません。ですから、体力の続く限りこの仕事を続けていこうと思っています。
今も、目を閉じ指先に神経を集中させて、カイロプラクティックの施術をしています。
お客様の笑顔を想いながら、この仕事ができる幸せをかみ締めながら・・・